超時空超巨大小学6年生

ときどき何か書きます。そんなに面白いことのってないよ

生活 20220207

自転車に乗ってどこかに出かける、という生活にとても憧れている。

たとえば、夜の9時とか10時くらいにいきなり甘いものが食べたくなったが冷蔵庫のなかに適したものがない。コンビニで売ってる小さいスイーツ的なものがどうしても食べたいとなったときふらっと自転車で買いに行く、みたいなムーブ。そういうのが今の環境だとなかなかできない。

というか、数年前に引っ越しして今のところに住み出してから基本移動は車で自転車はモノ自体がない。ついでにコンビニもない。少なくとも自転車を使って夜の遅い時間に買いに行けるような距離には。

新居を決めたときに職場の人から自転車をゆずってもらったのだが、もともとその人のお子さんがまだ小さいときに使っていてガレージに放置されていたものだから乗り心地は当然よくない。サドルの高さの調節もあんまりきかない代物で、やってやれないことはなかったのだがなにしろそれ用の工具がないときた。

ちょうど車もなかったし、しばらくはまあそれでも無いよりマシと考えて通勤に使っていたのだが、ものの1週間も経たないうちにパンクの憂き目にあったのだった。

なにしろコンビニが近くにないくらいだから修理に出せるところというものもない。というか、そもそも自転車屋というものがない。これも探して絶対に無いということは必ずしもなかったのだろうけど、なにせ家→職場→スーパー→家→職場→…というサイクルを回す習慣が根付いてしまうとそこから大きく外れてわざわざどこかにある自転車屋を探してなおかつそこまで行くというのがなかなか億劫でできなかった。

そうこうするうちに無事車を手に入れて完全に自転車を直すモチベーションが失われてしまったのだった。おまけに、使わなくなった自転車はアパートのベランダに放置しているうちにいつの間にか消え失せてしまったわけである。わざわざ自分で処分する手間が省けたとこれ幸いに自転車のことは忘却の彼方に追いやったのだった。自転車なんかいらんねーや。

ところが今に至ってまたぞろ自転車がある生活というものに憧れを感じはじめているのである。Covid-19でリモートワーク一辺倒になってそろそろ丸2年が過ぎようとしているからだが、少しでも運動をする習慣をつけようとはじめたウォーキングも同じ道を毎日ぐるぐるしてるだけで新鮮味に欠ける。そして私はそろそろまた引っ越しをせねばならんぬ。この4月くらいに。遅くとも。

転居先地域は幸いにもどこにどう新居をかまえても(自転車を使えば)目と鼻の先にコンビニがあるし、なにより新しい職場ではリモートも誰もやってないうえにどうやら自動車通勤が原則できないらしく自転車の入手は必須だ。

…ディーラーに急かされて新車ももう手配しているわけだけども。半導体的な問題で。

ということで、これから引っ越しをひかえて自転車を日常的に使う新生活が春に待っている。それを想像するのが今はとても楽しい。